H16.11〜12月診療記
11月中旬  ●仮歯を新調

インプラントの上部構造になる本歯(最終補綴物)を作製するには、仮歯を参考にします。
患者さんによって歯の大きさや形の好みは違ってくるので、仮歯の段階で希望を詳しく聞き、それにそって仮歯を改造していき、本歯の参考にします。

今回は、大きさをもう少し小さくすることと、咬み合わせが以前と変わっているので、それを修正して欲しいという希望でした。そして新しい仮歯ができあがり、装着してみたところ、大きさなどの見かけは大変気に入って頂けたようです。

正面 自然に笑った口元

しかし、ここで問題が一つ発生!!咬み合せが変わったと感じられていたのは、元々ずれた位置で咬み合わせていたためということが判明。上顎が全て仮歯に変わって正常な位置で咬み合せられるようになり、それで違和感を感じられているようです。
今回は、今までの咬合位と、正常な位置の中心位の2ヶ所で咬み合せられるように作製してありますが、意識的に中心位で咬んでもらうようにトレーニングして頂かなければなりません。その際、筋肉の痛みなどが出る場合もあることを説明しておきました。

12月  ●仮歯の調子を見る

2,3週間新しい仮歯を使って頂いて調子を聞いてみたところ、咬み合わせは大分慣れてきたそうで、安心しました。食事も前の仮歯と同様に調子良くできているそうで、りんごもバリバリ咬めると嬉しそうにおっしゃっていました。初診で来られた時はお粥などのやわらかいものしか食べられないと言っていたのが、まるで嘘のように改善されてきています。



Sさんの診療記録          メニューへ戻る          次のページへ