辰野歯科流・審美性への追求

辰野歯科医院における、審美修復の姿勢の原点は、患者さんの「感動」です。
患者さんが審美修復をされる際、出来る限りの要望を受け入れています。
例えば審美対応の修復物であるセラモメタルクラウンを製作した場合、色や形を事前に患者さんと打ち合わせをしますが、完成後は一旦仮着けにします。
そこから一週間程実際に使用して頂くのですがその間、色や形がご自分のイメージと違えば、その旨をお伝え下さい。
再度そのイメージに近づけるよう要望をお聞きし、再製作いたします。

また
「身体アレルギー反応が極めて起こりにくく」「加工精度」「耐久性」に優れている
バイオ系白金加金クラウンの場合でも、完成後は一旦仮着けにします。
仮着け後、僅かな違和感がある場合でも、その旨をお伝え下さい。
違和感を出来るだけ省けるよう、修正いたします。

つまり、辰野歯科では、一度完成させた修復物(セラモメタルクラウン・バイオ系白金加金合金)であっても、患者さん自身が納得して頂けるまで何度でも製作いたします。患者さんの方々は、ご自分のこだわりを私たちに教えて下さい。

以下は「コラム」に掲載しているNさんの診療記録のNさんの場合です(随時更新)。

歯式
歯式の見方

「右上の3」と言えば、歯式上では向かって左上の3を指します。歯式は対面した状態を表しています。A B C は乳歯を表しています。

本文では歯の位置を「右上の3」「左下の1」という表現をしています。治療部位を歯式でご確認下さい。
Nさんの要望と修正の記録

H16年・2月6日
左上5 6 7 の仮歯を製作しました。

H16年・4月7日
左下3 4 5 6 の仮歯を製作しました。

H16年・4月12日
左下4 5(インプラント部、この段階ではまだ力をかけていないので、ダミーの歯となっている)食片が入り込む為、咬合調整(咬み合わせの調整)を行いました。

H16年・7月13日
左上3 4 仮歯を製作
仮歯のサイズを小さくしてラインを整えました。

H16年・7月29日
食事中、硬い物を召し上がった際に仮歯が割れる。→修理。

H16年・8月19日
右上3〜左上2 仮歯が外れ、紛失→再製作。

H16年・9月6日
右下1〜左下3 仮歯を製作。
この際にNさんは「しめつけ感」が苦手なので、出来るだけ緩めに製作しました。
とれやすい事も同時に説明しましたが、グラついている歯を固定する役割もあるので、多少のしめつけ感が出る場合もある事も同時に説明しています。
H16年・10月6日
仮歯の色を揃えて欲しいという要望があり、新たに製作する事となりました。
仮歯と言えども、日常使用する歯であるので、出来る限りに対応を致します。
仮歯は日常の使用で変色したり、磨り減って行きます。あくまでも仮の歯です。

H16年・10月25日
上下の仮歯を新調。
画面上ではわかりずらいですが、色調や形を変更しています。

H16年・10月26日
仮歯の要望がありました。
右下3、左下3 厚みを薄くし、右上3、左上2の仮歯の丸みが嫌なので修正して欲しいとのことです。
加えて左下4 5をもっと審美的にして欲しいという要望がありました。

H17年・1月19日
左下3〜6 締め付け感があるので、若干緩めて調整しました。

H17年・2月2日
禁煙を始められたそうです。
Nさんは、これまでかなりのヘヴィースモーカーだったらしく、かなり辛いとおっしゃってました。ただ、歯周病の原因となる事、歯の汚れが酷くなる事、そして全身の影響を考慮し禁煙に踏み切ったそうです。
右上4〜8の着色を落とし、詰め物(プラスティック)のキワの変色部分を研磨しました。

H17年・2月15日
仮歯に穴があいてきました。恐らく噛みしめが強いものと思われます。
ナイトガード(マウスピース)を製作します。
歯周病の治療を行っています。
一時に比べれば口腔内の状態はかなり改善されています。

H17年・4月27日
右上3〜左上3のセラモメタルクラウンを製作するに当たり、右上1、左上1を少し長めに作って欲しいという要望がありました。製作開始。

H17年・5月8日
右上3〜左上3セラモメタルクラウン完成・仮着け。

H17年・5月11日
仮着け後の様子を伺うと、以下の要望がありました。

・左上2の歯茎をもう少し下げてラインを揃えて欲しい→レーザーで歯肉の形を整えます。
・右上3〜左上3のセラモメタルクラウンの厚みを薄くし、歯のラインを真っ直ぐにして欲しい。

H17年・6月3日
再製作のセラモメタルクラウンを仮着けします。

H17年・6月6日
再製作のセラモメタルクラウンの仮着け後の様子を伺いました。

・色をもっと白くしたい。
・歯の表面の凹凸を付けて欲しい。


右上3〜2を再再製作していきます。

H17年・6月16日
右上3〜左上2のセラモメタルクラウンを仮着けしました。

H17年・7月1日
左上下の4〜7のセラモメタルクラウンを製作するに当たり、特に左下4 5 のインプラント部の自然感を出して欲しいという要望がありました。

H17年・7月12日
左上下の4〜7のセラモメタルクラウン完成・仮着けします。

H17年・7月26日
仮着け後の様子を伺うと、以下の要望がありました。

・左上3が少し長いので、0.5oくらい短くし、舌側の厚みを薄くする。
・それに伴い左上4 5 6 7 を左上3のラインに合わせる。
・左下4 5 が尖っている感じがするので、審美性をもっと高めて欲しい。


以上の要望があり、今後修正していきます。

※修復物をお口の中に装着してからご自分では考えてもいなかった点が見えてくるとNさんはおっしゃっていました。辰野歯科のシステムは、こういったように「後から気付く不満点」に出来る限りの対応を示していきます。

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